栄養療法
分子栄養学による皮膚疾患の 根本治療を目指して
はじめに
皮膚のトラブルは見た目だけでなく、日常生活や心の健康にも影響します。
「ニキビがなかなか治らない」
「アトピーを繰り返している」
「湿疹が慢性化して薬が手放せない」――こうしたお悩みを持つ方は少なくありません。
当院では、従来の皮膚科治療に加え、分子栄養学(オーソモレキュラー療法)を取り入れることで、体の内側から根本改善を目指しています。
当院の治療方針
まずは保険診療:外用薬や内服薬で炎症やかゆみを和らげる
さらにご希望の方には、自由診療として分子栄養学的アプローチ(栄養解析・フードアレルギー検査など)をご案内し、体質改善をサポートしています。
食事指導や血液検査による栄養指導をしています。
両者を組み合わせることで、より効果的な治療を提供しています。
分子栄養学とは
栄養素を最適化し、細胞の機能を整えることで健康を回復させる医療です。
皮膚疾患に関わる主な栄養のアンバランス:
- 鉄不足:肌の再生力低下、抜け毛、疲れやすさ
- 亜鉛不足:皮膚の修復力低下、湿疹・ニキビの悪化
- ビタミンD不足:免疫バランスの乱れ、アトピー悪化
- タンパク質不足:肌や免疫の材料不足、傷の治りが遅い
- 腸内環境の乱れ:アレルギーや慢性炎症の温床
栄養療法の流れ
みのる皮ふ科の栄養療法は、患者様と一緒に根本改善を目指す“伴走型”の治療です。
私は一人ひとりの背景を丁寧に伺い、食事・生活・睡眠・ストレスなど身体の根本に関わる部分を総合的に考えながら、不調の原因を見極める診療スタイルを大切にしています。
しかし、栄養療法は「サプリを出して終わり」の治療ではありません。身体・心・生活を整える積み重ねの治療となります。
そのため当院では、本気で不調と向き合い、生活改善にも取り組む意思のある方のために、基本的に3回ほど継続診察を基本とさせていただきたいと思います。
1回目:カウンセリング・根本原因の特定、詳しい問診(食事・生活・睡眠・ストレス・既往歴)、血液検査、改善したい症状について
2回目:検査結果の解説、実践サポート、食事調整(必要な栄養素の取り方)
3回目:定着、変化の分析
という流れを数ヶ月かけて積み重ねることで、ご自身の体の声が分かり、セルフケアまで身につけていただくことを目指しています。
こんな方におすすめ
・慢性皮膚炎、にきび、赤みかゆみに悩んでいる
・イライラ・疲れ・PMSなどの不調が続いている
・妊娠を考えている
・どのサプリを選んでいいかわからない
単発のご相談について
「栄養状態だけ一度確認したい」「生活改善は難しいけれど検査だけしたい」という方には、
単発の健康チェックもあります。ただし、こちらは根本改善を目的とした治療ではありません。
自分の身体と向き合い、改善を望む方に、できる限り寄り添い、全力でサポートさせていただきます。
遅延型フードアレルギー検査
普段の食事が、数時間~数日後に肌トラブルや不調を引き起こすことがあります。これを遅延型フードアレルギーと呼び、原因が特定しにくいため慢性症状につながります。
こんな方におすすめ
- ニキビ・アトピー・慢性湿疹
- 慢性疲労、頭痛、集中力低下
- 下痢や便秘、お腹の張り
検査内容
血液検査でIgG抗体を測定し、反応のある食品を特定します。
- 120項目検査:主要な食品を中心に調べたい方向け
- 219項目検査:香辛料・豆類・嗜好品も含め幅広く調べたい方向け
(結果は2〜3週間でレポートをお渡し)
よくある質問
陽性食品は一生食べられないのですか?
一時的に控えることで腸が整い、再び食べられるようになることも多いです。
どちらの検査を選べばよいですか?
食生活がシンプルな方は120項目、多様な食材を摂る方は219項目がおすすめです。
まとめ
難治性ニキビ、アトピー、慢性湿疹は「皮膚だけの病気」ではなく、体内の栄養状態や腸内環境の乱れと深く関わっています。
当院では、保険診療と分子栄養学を組み合わせることで、症状を和らげるだけでなく再発しにくい体質づくりをサポートします。
長く続く皮膚トラブルにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
